情報化が進んでいる昨今、スタッフのほうが院長先生より労働基準法などに詳しいことは珍しくありません。
また、一般企業のみならず医療業界においてもコンプライアンスの重要性は高まっています。
就業規則や諸規程によるリスクマネジメントを行うことは健全で適正な経営には不可欠です。
ただし、就業規則を作成する理由を絶対に勘違いしないでください(特にスタッフに対しても、作成による彼らへのメリット・デメリットをきっちりと説明する必要があります)。
就業規則はスタッフを縛るものではなく、クリニック経済活動におけるルールブックであり、それは憲法や労働基準法を遵守した上で作成されていることを共有することしておきましょう。
その為にも社労士によるチェックは必須と考えられます。