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臨床はじめの一歩 >> インプラントことはじめ

インプラント適応基準

インプラント治療適応について

インプラント治療の禁忌症は以下の要素により決定される。
・患者の全身状態
・患者の個性
・術者の技量
・診療施設の環境
・患者の個性など

すべての医療処置に対して言えることであるが、これらの各要素は相対的に変化するため、一概に確定した禁忌を提示することは難しい。
本コンテンツでは、演繹的ではあるが、上記の禁忌要素を鑑みた上で、適応ケースについて述べる。

全身的状態に関する要素より

●双方向コミュニケーションが成立し、リスク等に関しても客観的に理解できる患者か?
インフォームドコンセントが成立することが最低ラインである。
インプラントの内容やリスクへの理解・自己管理の必要性の理解・インプラントへの過剰な期待はないか・などを十分に観察することが必要である。

●インプラント治療がリスクとなりえる全身疾患のないか?
メディカルインタビューの徹底や必要に応じて内科主治医等と連携することが必要である。
糖尿病、骨代謝疾患、リウマチ性疾患などの場合は、コントロール状態について確認する。
また、循環器疾患,内分泌疾患,腎疾患,血液疾患,免疫不全などの場合は,外科手術そのものが患者の生命を脅かしかねないのでかかりつけ医への対診や処置中の急変に対する対応(対応可能な医科ドクターとの連携)は最も基本的なインフラである。

●インプラント治療にリスクを与える生活習慣はないか?
オッセオインテグレーションの獲得やインプラント維持に対するリスクはないかを精査する必要がある。
喫煙や口腔内衛生管理、ブラキシズムなどがある場合は、コントロールしなければならない。

●年齢は?
高齢であることは、リスク因子ではあるがインプラント治療の成否に関わる因子ではない。
全身状態を鑑みた上での適切な処置を行う事が重要である。ただし、成長期にある者に対するインプラントは骨成長との兼ね合いがあるため、インプラントは禁忌である。

局所的状態に関する要素より

●主訴の解決,治療目標の達成に有効であること
インプラント治療が患者の主訴の解決のための有効な手段であることが適応基準である。
患者の希望を達成するための手段として専門的なリスクを配慮した上で、他の補綴物よりもインプラントが最適と判断される場合に選択されるべきである。

●治療過程や治療結果に影響を及ぼす局所状態がないこと
・骨量に問題はないか?少ない場合は骨造成が行いえるか?
・歯周疾患はないか?
・抗癌治療等における放射線被曝はないか?
・開口量は十分か?
・埋入スペースは確保できるか?

参考
よくわかる口腔インプラント学、第1版、医歯薬出版㈱
歯科インプラント、先端医療技術研究所 他

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