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臨床はじめの一歩 >> ウ蝕予防・初期齲蝕へのアプローチ

唾液の緩衝作用

緩衝作用の重要性

齲蝕予防を目的とした場合は歯質周囲の酸性環境の緩衝が重要となるが、初期エナメル質ウ蝕に対しては病変内部に浸透した酸を緩衝し、脱灰を抑制する必要がある。

唾液概要

唾液分泌量は状況および時間と共に変化する。
成人における正常な安静時分泌量は0.3~0.5ml / 分、刺激時分泌量は1~2mJ / 分である。
刺激時唾液分泌量が0.7ml / 分以下の場合にはウ蝕リスクが高く、0.1 ml / 分以下の場合は重度な口腔乾燥症である。
唾液の正常な緩衝能は最終pHが5~7で、4以下では緩衝能が低い。
唾液に含まれる重炭酸イオン(HCO3-)がプラーク中より放出された水素イオンと反応し炭酸が生成される。その炭酸をペリクル内に含まれる炭酸脱水素酵素が分解し、水と二酸化炭素となる。
上記機序を補完するため、重炭酸イオン配合の歯磨剤を用いることにより病変内部のpHを改善した後、フッ化物を応用する方法が推奨される。
重炭酸イオンをフッ化物と併用した場合、フッ化物単独使用に比較して再石灰促進効果ならびに耐酸性効果が高いことが報告されている。

高齢者や有病者において、唾液分泌低下により一気に根面カリエスが発生することは臨床の現場では日常的に体験することであるが、このような場合には人工唾液を処方する必要がある。人工唾液組成は比較的唾液に近い.

参考
保存修復学21、第3版、永末書店
エビデンス老年医学、医学書院 他

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