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臨床はじめの一歩 >> フッ化物応用

フッ化物の安全性と臨床利用

フッ化物の安全性

日本においてフッ化物洗口は1970年から開始されているが、現在までに中毒等の事故が起こった例はない。

  一方1994年WHOは、就学前の6歳未満児のフッ化物洗口は推奨できないとした。
適切なフッ化物洗口法におけるフッ化物イオンの口腔内残留量は少量のため、フッ素症などの副作用の原因にはならないが、洗口以外の経路により摂取されるフッ化物との総量により、副作用が発現する可能性が指摘されたためである。
他の経路とは、水道水フロリデーションや誤った洗口方法を想定したものである。

また、2002年8月ベルギーにおいて、フッ化物錠剤、フッ化物滴下剤およびフッ化物チューインガムのようなフッ化物サプリメント(補充剤)の禁止措置が布告されたが、この発令は学術的な裏付けに乏しく、布告直後にフッ化物配合歯磨き剤は安全でう蝕予防効果があるとはっきりと述べる報道発表が行われた。
現在ベルギーでは医師・歯科医師の処方によりフッ化物含有サプリメントを購入でき、また、フッ化物含有の歯磨剤も使用されている。
1999年に日本歯科医学会の「フッ化物応用についての総合的見解」では、フッ化物洗口の安全性に問題がないことが述べられている。

2004年にInternational Dental Journalにおいて、
「就学前児童(4~5歳,769名,フッ化物洗口プログラム参加)のフッ化物洗口(0.05%NaF,7ml,毎日法)における口腔内残留の程度を調べたところ、残留率は4歳児で12%、5歳児で10.7%であった。
その残留量は、6人だけが0.5mgを超えていたものの、これら6人について過ごとの追跡調査をしたところ、すべての対象児において0.5mg未満になったことが示され、安全な範囲にあった」
と述べられている。

臨床におけるフッ化物の積極的利用にあたって

日本においては、現在のところ大きな問題が起こるとは考えづらいが、ウ蝕予防のためにフッ化物を利用する場合は、対象患者の年齢・地域・生活環境・フッ化物の摂取経路等を鑑みた個々の予防プログラムを作成し、その中に適切にフッ化物利用を落とし込み、過剰摂取を予防することが重要である。

  このようなオーダーメイドの予防プログラムは、それ自体の効果もさることながら、患者自身のモチベーションにも大きく関係すると考えられる。

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