OralStudioサイトのご利用ありがとうございます。
本サイトは医療従事者及び歯・医学部系学生の方へご提供することを目的として作成しております。
一般のお客さまへの情報提供を目的としたものではありませんのであらかじめご了承ください。
本サイトのポリシーに同意いただけますか?
   
※「はい」をクリックした場合、一定期間保存され次回以降の承認のお手間を省きます。
あなたの歯科医がきっとみつかる:Oral Studio 4U
会員登録【無料】隔週で最新の歯科情報をお届け

臨床はじめの一歩 >> ホワイトニング

漂白(ホワイトニング)事始め

漂白の方法

いま一度、漂白の方法を整理する。歯牙状態により漂白の方法を分類すると

1.無髄歯の髄腔内から漂白を行う方法
2.有髄歯のエナメル質表面から行う方法

の2種類があり、“有髄歯のエナメル質表面から行う方法”はさらに

1.歯科医院で行うオフィスブリーチング
2.歯科医師の処方と指導の元、患者自身が行うホームホワイトニング

に分けられる。

一般的に漂白法には、酸化漂白法と還元漂白法の2種類ある。
現在歯科領域で使用されている漂白法は「酸化漂白法」である。

漂白の基本メカニズム

前述の通り、歯科領域では酸化漂白法が使われている。この漂白法は、過酸化物(過酸化水素・過酸化尿素・過ホウ酸ナトリウムなど)を分解して生じるフリーラジカルの有機性着色物に対する漂白作用を利用する。

具体的には、過酸化物から発生したラジカルが、有機性着色物の不飽和二重結合を飽和化して、より低分子の物質へと分解し、結果的に漂白効果を示すものである。過酸化物からのラジカル発生については、周囲環境(pH)により発生するラジカル強度は異なる(アルカリ性環境下のほうが酸性環境下よりも強力なラジカルが発生)。

漂白処置・ホワイトニングを行う前に

漂白処置、患者サイドからは審美的なイメージの強い「ホワイトニング」、を行う前に、十分なインフォームドコンセントを行う事が必須である。
患者自身がホワイトニングに持っている強い審美的イメージのため、結果に満足がいかなかったり、処置の結果生じた知覚過敏に対する不安や不信感が募ったり、様々な問題が起こりえることを十分理解するべきである。

以下に診査診断・インフォームドコンセント時に注意していただきたい項目を列記する。具体的な視覚的資料と共に情報提供することが望ましい。
●歯の変色の原因は何か?
●解決するためにはどのような処置が考えられるか?
●漂白法の種類と各々の利点・欠点の説明
●漂白期間中における注意点(歯牙や部位ごとの漂白効果の差が出る可能性)
●知覚過敏等の不快症状が発現するリスク
●漂白後のメインテナンスの重要性
●補綴物や修復物は漂白されないこと
●フリーラジカルの全身や呼吸器への影響とその対策
●満足いく結果が得られない可能性

参考
保存修復学21、第3版、永末書店
ホワイトニングのマーケッティングステラトジー、医歯薬出版(株)ほか

このエントリーをはてなブックマークに追加
歯科技工所検索システムについて詳しい資料をみる 歯科技工所情報を登録する スマートフォンから歯科技工所情報を登録する
関連動画が見つかりません
ホワイトニング後の色調のシミュレーション結果やホワイトニング…
マージンポーセレン、修正用陶材の練和液です。