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臨床はじめの一歩 >> ホワイトニング

ウォーキングブリーチ法について

処置手順

本コンテンツでは、ウォーキングブリーチ法の手順概要と注意点について解説する。ただし、再根管治療が必要と判断された場合は漂白処置前に行うこと。

1.歯周組織保護
ワセリン、ラバーダム、ブロックアウトレジンを使用し、漂白薬剤が対象歯以外に飛散しないように注意する。

2.髄腔拡大
薬剤充填するスペースの確保、および過度の着色部位の除去。過剰な切削に注意する。

3.根管口処置
根管口より薬剤が浸透し、根尖部歯周組織に刺激を与えないよう根管口(GPは根管口より3mm程度除去)はGICなどで確実に封鎖する。
漂白薬剤が象牙細管を拡散し歯根膜へ炎症を波及させることにより、歯根の外部吸収が起きる可能性が示唆されているので注意が必要。

4.歯面処理
37%リン酸などで歯面処理を行うことにより、スメヤー層やスメヤープラグが除去され漂白薬剤の浸透が促進される効果があるが、必須手順ではない。

5.漂白薬剤の連和・充填
過酸化水素と過ホウ酸ナトリウム粉末を連和(混和)する。粉末を粉砕するように連和する必要はない。
薬剤を充填する際は、絶対に他部位に付着させないよう細心の注意を払うと共に、充填後、発泡し髄腔から溢れてきた場合は、適宜除去する。

6.仮封
水硬性セメントにより直接仮封し、水分で湿潤した綿球などで圧接する。さらにカルボキシレートセメントなどで二重仮封すると薬剤漏洩のリスクが減り、安全性が高くなる。

7.漂白評価
充填後1週間で評価を行い、隣在歯との色調が同じになっているか確認する。
追加漂白が必要であれば、既存の薬剤を除去し新しいものを充填し、同様の仮封を行い、1週間後に確認する。

8.引き続く修復処置など
髄腔内のpHを中和するため、水で連和した水酸化カルシウムを充填し1週間作用させ、その後の修復に移る(漂白処理されたエナメル質への接着性レジンの接着強さは低下すると報告されている)。

根拠としては、
・漂白によりエナメル質が形態学的に変化しレジンの浸透が妨げられること
・残留した過酸化水素水が分解され酸素を発生させることによりレジン重合を阻害するため
という理由が挙げられる。

参考
保存修復学21、第3版、永末書店
ホワイトニングのマーケッティングステラトジー、医歯薬出版㈱

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