分割練和法が推奨されている。
また、発熱を緩和するために冷やしたガラス練板とステンレス製スパチュラが用いられる。
分割練和法:
粉を1/6、1/6、1/3、1/3に分割し、それぞれを15秒、15秒、30秒、30秒の合計90秒で練和する方法。この方法は、練和により生じる反応熱を放散させ硬化反応を緩徐にする役割や粘度の調整が行いやすいという利点がある。
リン酸亜鉛セメントと比較したカルボキシレートセメントの特徴のひとつとして、“粉液比率が多少異なっても機械的性質は比較的安定していること”が挙げられる。ただし、適正な粉液比率による混和を行うことはもちろん非常に重要であることは明記しておく。
練和には、紙練板とプラスチックスパチュラを用いる(ガラス練板やステンレススパチュラにはセメントが固着してしまう)。
粉を2分割しておき、まず半量を全液に加えて練りこみ、ついで残りを練りこんで60秒程度で練和を完成させる。
カルボキシレートセメント同様に粉液比率の影響による機械的性質変化は比較的少ないと考えられるが、適切な粉液比率で練和することは必須である。
練和はカルボキシレートセメント同様、粉を2分割して行い、40秒程度で練和を完了する(長くても60秒以内)こと。
練和には、紙練板とプラスチック製スパチュラを用いる。
←金属製スパチュラを使用するとスパチュラ表面がセメント粉末により摩滅し金属粉末がセメントに混入し、黒くなってしまう。また、ガラス練板を使用するとセメントとガラスが固着してしまう。
練和には紙練板とプラスチック製スパチュラを用いる。
練和は手早く一括で行い、30秒以内に完了する必要がある。
上記で示したセメントの組成を以下に示す。
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