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臨床はじめの一歩 >> レジンセメントと実際の臨床使用に際して

レジンセメントの重合様式と選択基準

レジンセメントの硬化様式

補綴物や修復物の合着にレジンセメントを使用する場合、セメントの硬化様式に注意すべきである。

レジン系材料の硬化様式として、“化学重合”と“光重合”が挙げられる。これら二つの硬化様式(光&化学重合)を持つものを【デュアルキュア型】といわれるわけだが、レジンセメントはその使用目的より、デュアルキュア型もしくは光重合、化学重合型(ケミカルキュア)である。

レジンセメントの種類による硬化様式

補綴物の合着に使用するCR系レジンセメントの多くは、デュアルキュアタイプである。中には、化学重合タイプのものもある。

一方、動揺歯の固定などに用いるPMMA系レジンセメントは、化学重合が殆どである。

光を透過させない補綴物の場合【CR系レジンセメント使用】

●金属修復物の場合←光を透過しない修復物

デュアルキュア型のものを使用すると、光照射してもセメントに光が届かない。その為、レジンセメントの硬化は化学重合にすべて依存してしまい、セメントの機械的性能及び接着性能を最大限に発揮できない可能性がある。
このような修復にレジンセメントを用いる場合は、化学重合型の(デュアルキュアタイプではなく)セメントを選択されたい。

光を透過させる補綴物の場合【CR系レジンセメント使用】

●CRやセラミック修復物の場合
←ある程度光を透過させる修復物

コンポジットレジンやセラミックでできた修復物は、金属修復物と比較して・・・

●光を透過させる
●窩洞に対する適合精度が落ちる

という特徴がある。
その為、レジンセメントが利用されるケースが多いわけだが、この場合はデュアルキュアタイプのレジンセメントの選択が適する。

補綴物をセットし、マージン周囲に溢出する余剰セメントに対し5秒ほど光照射を行うと簡単に余剰セメントが除去できる。この際に、ポケット内や歯間部に存在するものは確実に除去しておくこと。
その後できる限り光重合を迎起させるため、十分な時間&様々な角度から光照射を行い合着を完了させる。

注意点

1.各治療に対し、適切なレジンセメントの選択
2.余剰なレジンセメントの除去を確実に行うこと

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