歯科治療との関係 |
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脳血管障害後の嚥下反射・咳反射 |
糖尿病とはインスリンの絶対的あるいは相対的不足によって引き起こされる代謝異常と定義され、持続的な高血糖値(300mg/dl以上)を呈し、微小血管や動脈硬化性障害をきたす疾患。
<経口糖尿病治療薬>
スルホニル尿素系製剤が最も多く使われている。
作用時間が長いため、歯科診療時には服用時間、服用量などを確認して、低血糖症状の発現に注意する。
<インスリン製剤>
通常一日一回 朝食前、または二回 朝・夕食前に投与される。
副作用として解糖の促進、糖新生の抑制による低血糖症状、また、カリウムを細胞内へ送り込む作用による低カリウム血症を呈することがある。
歯科治療によるストレスは糖尿病自体を悪化させるだけでなく、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害などのいわゆる三大合併症の発症、憎悪などの危険性もある。
コントロールの指標
・空腹時血糖値140~160mg/dl以下、食後頂値200mg/dl以下
・一日の尿糖量10g以下
・糖尿病性ケトアシドーシスがないこと
・低血糖症状を認めないこと
・HbA1c量が9%以下
・標準体重を維持し、食療法を効果的に行っていること
<歯科治療の注意点>
易感染性、創傷治癒遅延、歯科診療ストレスによる血糖値の変化、歯科疾患による摂食障害によるコントロール不良である。
●昏睡
糖尿病患者は少しの侵襲でも高血糖や低血糖状態に陥り昏睡状態になる可能性がある。このとき、どちらが原因かの判断がつかない時は、低血糖の処置から行う。つまり、ブドウ糖の投与。それでも回復しない時は高血糖の処置を行う。
歯科診療では食事直前の時間帯を避け、食事を摂取した時間と糖尿病治療薬の使用を確認する必要がある。
●局所麻酔薬の使用
エピネフリンは血糖値を上昇させる作用があるので、症例に応じて使用を考えるべきである。コントロールが良好な患者ではエピネフリン含有のキシロカインカートリッジは問題ない。
●易感染性について
観血的処置を行う前から抗菌薬の投与を計画的に行う必要がある。
また感染症を併発した場合血糖値のコントロールが不良になるため、感染症の程度を見極めて、主治医との連携を密にする。
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