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高齢者・有病者 >> 口腔ケア

歯のケアについて その1(ブラッシング) ― ケアスタッフ情報 ―

概要

ここでは、歯のケア(ブラッシング)について簡単に説明します。健康な方の場合も適切なブラッシングが行われていないとプラークが歯面に付着しますが、摂食機能の低下に伴い食事形態が軟食よりに変化することにより、歯に粘着性の汚れがつきやすくなります。

具体例

まず、具体的な例をお示ししましょう。

この歯は、上の小臼歯です。これより手前(前歯側)には歯はなく、入れ歯のバネがかかっております。歯と歯茎にかけて白い汚れがありますね。ちなみに、この方は基本的にご自身でブラッシングできる方で、この写真は、ご自身でケアして頂いた後の状態です。その他の部位は比較的良好にブラッシングできております。口腔ケアに対し半介助が必要と考えられる方でも、まずは、積極的にご自身でケアしていただき、その上で問題点を抽出することが“短時間で行える効率的な口腔ケア”への近道です。
問題となるポイントが明らかとなった後、すぐにケアスタッフが手を出してしまっては毎回時間ばかりがかかります(常に介助が必要となる)。一見遠回りですが、まずは、どのように磨けば問題となるポイントにブラシが当たるかを、お伝えしましょう。
ご自身で、問題となっていたポイントを磨かれた後の状態です。粘着性の汚れはきれいにとれ、歯と歯茎の状態をきっちりと確認することができます。
日常のケアにおいて、全介助以外の方に対しては、
1:基本的にまずご自身である程度までケアしていただく
2:その上でチェック
3:足りないところは指導
4:それでもできない場合はケアスタッフによるケア
という流れがケアの軽減および自立支援の上でベターであると考えます。

考察

上記のような汚れは、放置することにより細菌の巣窟となり(プラーク)、う蝕や歯周病の原因となります。

  • プラーク中に生息する細菌が周囲にある糖分を分解し有機酸(乳酸等)を分泌
  • プラークが存在することにより、唾液や水分等により酸が洗い流されにくくなる
  • その結果、エナメル質表面が脱灰されう蝕が発生する
  • プラーク(歯と歯茎周囲にあるもの)中に生息する細菌より分泌された毒素により歯肉に炎症が起きる
  • その結果、歯周炎が発生し、ブラッシングの出血および歯周病リスクが増大する(誤嚥性肺炎の原因菌として歯周病原性菌も同定されている)

以上の理由より、適切に除去する必要があります。歯に付着する粘着性の汚れやプラークの発生部位は、個人によりある程度決まってきます(磨き方の癖・残っている歯の状態・入れ歯の状態・摂食状態・唾液分泌状態・口腔内運動機能状態等)ので、一見面倒に見えることでも実際にやってみるとたいした時間はかかりません。

もっとも重要な事は、LED白色ライトを使用して、きっちりとご利用者さんの口腔内を観察することです。

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