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高齢者・有病者 >> 口腔ケア

介護サービスにおける口腔ケア&リハについて

概要

本年度より、通所介護サービスにおいて、介護予防の観点より口腔機能向上が盛り込まれることとなった。しかし、実際の介護現場では、口腔機能に関する詳細な知識を持ったスタッフはほとんどおらず、多くの現場で困惑の声が上がっているのも事実である。本稿では、私達“歯科医療従事者が提供する口腔ケア・リハビリサービス”ではなく、“日常に密着した介護サービスにおける口腔ケア&リハ”の導入について簡単に記させていただく。

具体例

1.介護事業所における口腔機能向上に関わる提供 サービスの目的とは?

その1:現在のお口の機能を維持すること
その2:減退した機能を少しでも取り戻し、疾患の予防やQOLの向上を目指すことである。

2.そのような目的を達成するために介護事業所としてどんなサービスが提供できるか??

その0:問題点の抽出(←何らかの形でデンタルスタッフが関わる必要がある) (注1)
その1:お口の中のお掃除としての口腔ケア&入れ歯のお掃除
その2:お口の筋トレ(機能訓練等のこと)
その3:上記に対する評価 その0~3を3ヶ月ワンクールとして実践する。

3.そのようなサービスを提供するためには何を知らなくてはならないか?

その1:エビデンスに基づいた口腔ケアやリハビリにより期待される効果&結果について
その2:有効であるケアグッズとその正しい使用方法
その3:歯科治療必要性の判断
その4:口腔ケアのリスク

4.そのようなサービスを提供するために行うべき事

その1:ご利用者さまの口腔内を、白色LEDライトを用いて観察すること (注2)
その2:ヒトの口腔内をケアする事ができること
その3:各利用者さまにあったケアグッズを選別・管理すること
その4:ケアやリハビリの評価を何らかの数値データで示すこと

※注1)私達は相談を受けたデイサービス等介護事業所に対し、全て無料で検診を行っている(その場の利益は何もないが、歯科自体の信用向上・医療スタッフとしての責務・地域に対する自らの専門性を用いた還元として)
※注2)光源の色により、口腔内の汚れがマスクされ発見しづらくなる事があります。

考察

以上、逆説的ではあるが介護サービスにおける口腔ケア&リハに必要なコンテンツについて順を追って列記させていただいた。
一見煩雑に見えるかもしれないが、基本的な知識と流れを理解すれば、後は、日常業務の一環と落とし込む事は比較的易しいと感じる。ただ日常的業務ゆえ、施設や事業所内での口腔に対するコンセンサスが一致していないと容易に失敗するサービスでもある。実際にそのような例は散見される。

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