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高齢者・有病者 >> カンジダ感染について

カンジダが病気を起こすわけ

カンジダは常在菌

カンジダは人に親和性が強く、消化管、上気道、膣などの粘膜や間擦部の皮膚(わき 等)の表面にしばしば定着しています。30~40%の人の口の中にも常在します。元来は、常在菌で特に病原性はありませんが、体調が悪い時などに日和見感染の原因(後述)となります。

カンジダ・アルビカンスを示します。左側の線状のものは、偽菌糸です(Wikipediaより)

カンジダは接触により人から人に感染する

カンジダは、人と人との接触、あるいは傷口から感染します。乳児の場合は、他の人、おもに母親から感染し、常在菌となります。免疫機能が正常である場合は、感染しても特に問題とならないです。

常在菌のカンジダが病原性を発揮する理由

上記の通り、健康で免疫力や抵抗力がある人は、体の防御機構がカンジダに勝っているので、カンジダが病原性を発揮するのを抑えています。しかし、抵抗力・免疫力が低下し防御機構が弱ってくると、カンジダに勝てなくなってしまうこと(日和見感染)があります

また、抗生物質などを多量に長期投与されることにより、正常な細菌叢のバランスが崩れて(菌交代現象)、カンジダが優勢になり、病原性を発揮させてしまう場合もあります。

つまり、菌交代現象や日和見感染によって常在菌のカンジダが病原性を発揮してしまい、カンジダ症の症状が現れるのです。このため、カンジダ症は抵抗力の弱ったお年寄りや病気の治療中の患者さん、ストレスや疲労を強く感じている人、免疫機構が不完全な子供にしばしば見られるわけです。

■日和見感染とは?
※抵抗力・免疫力が低下し、防御反応が微生物に勝てなくなってしまい、今まで体の中にあっても問題にならなかった微生物が病原性を発揮してしまいます。これを日和見感染といいます。

■菌交代現象とは?
※抗生物質などの多量に長期投与したことによって正常な細菌叢のバランスが崩れてしまって、今まで体の中にあっても問題にならなかった微生物が病原性を発揮してしまいます。これを菌交代現象といいます。

<参考文献>
ブラック微生物学 丸善株式会社
休み時間の微生物学 講談社



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