OralStudioサイトのご利用ありがとうございます。
本サイトは医療従事者及び歯・医学部系学生の方へご提供することを目的として作成しております。
一般のお客さまへの情報提供を目的としたものではありませんのであらかじめご了承ください。
本サイトのポリシーに同意いただけますか?
   
※「はい」をクリックした場合、一定期間保存され次回以降の承認のお手間を省きます。
会員登録【無料】隔週で最新の歯科情報をお届け

高齢者・有病者 >> カンジダ感染について

口腔カンジダ症とは?

まずは、口腔内でカンジダが増殖する原因について…

加齢およびストレス、薬剤副作用による唾液分泌量の減少は、口腔の自浄作用や細菌制作用の低下をきたします。この唾液分泌の低下はカンジダの増加をまねく要因ともなり、う蝕や歯周疾患、義歯性口内炎の悪化、粘膜の異常感にもつながります。要するに、体調や免疫が低下したときにカンジダは増殖し、病原性を示すといえます。

【高齢者において】
高齢者では義歯・入れ歯の手入れが良くないと、義歯・入れ歯の下にカンジダ菌の増殖が起こることがあります。また、唾液の分泌量が減少したり、入れ歯の入れっぱなし、口腔清掃の不良なども誘因となります。

【全身疾患において】
糖尿病、ガンの放射線治療や化学療法、ステロイド薬や抗菌薬の長期服用、エイズなどの免疫不全症などが誘因となります。

次に、カンジダによる疾患を見ていきましょう。

口腔カンジダ症

カンジダ感染は皮膚粘膜に生じますが、湿潤した粘膜では、よりカンジダ症を発症しやすいです。

【口腔粘膜におけるカンジダ感染】
主としてカンジダ・アルビカンスCandida albicansの感染です。

【カンジダ・アルビカンス】
カンジダ・アルビカンスは誰の口の中にも必ず常在し、病原性を発揮するというわけではなく、前述のとおり、宿主の抵抗力が低下しているときに発症します。
→日和見感染
→高齢者・幼児・基礎疾患のある方・エイズ等の免疫不全患者

【症状】
口の内では、舌、頬の粘膜、口蓋が好発部位です。肉眼的には、白いヌカ状のこけのようなものが生じますが、これをつまむと膜状に剥がれるタイプが多く、痛みを伴わないこともあります。

一方、舌の疼痛、違和感、味覚異常を伴うこともあります。
高齢者では本人が自覚していないこともあり、乳幼児では多くは軽症です。

“白いヌカ状のこけ状のもの(偽膜)”を剥がすと粘膜が赤くなっていることがあり(赤いびらん・潰瘍面)、紅斑症を呈する前がん病変との鑑別が必要になることがあります。

写真は口腔カンジダ症。口蓋全体に「白いヌカ状のこけのようなもの」が認められます。CDCのHPより

口角炎

一般的に口角炎は、口角の皮膚や粘膜が炎症をおこし、びらん、潰瘍が生じ慢性化する状態です。様々な要因がありますが、増悪因子(2次感染因子)としてブドウ球菌やカンジダ菌が疑われます。

特に高齢者における口角炎はカンジダ由来である可能性が疑われます。

http://www.chukai.ne.jp/~myaon80/mu4-caseC21candidat.htmより

参考文献:標準感染症学 第2版 医学書院
:新口腔病理学 医歯薬出版株式会社



このエントリーをはてなブックマークに追加
歯科技工所検索システムについて詳しい資料をみる 歯科技工所情報を登録する スマートフォンから歯科技工所情報を登録する
超極細毛(両テーパード毛)がプラークの停滞しやすい部位にしっ…
乾燥したお口に、シュッとひと吹きでうるおいを指を使わず直接お…
関連セミナーが見つかりません