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高齢者・有病者 >> カンジダ感染について

【重要】口腔内のカンジダと全身疾患の関係

誤嚥性肺炎とカンジダの関係

老齢社会の進展に伴い、高齢者のカンジダ誤嚥による肺炎(誤嚥性肺炎の一つ)が注目されています。

高齢者は嚥下反射や接触機能は低下し常に誤嚥の危険性がある状態にあります。
しかし、免疫力の低下や栄養状態の悪化もあり、一度この肺炎にかかってしまうとその完治は困難といわれます。
カンジダは誤嚥性肺炎の主要原因菌種の一つ【真菌性肺炎】とされています。

義歯や補綴物が口の中にあるとカンジダの増加をまねきます。
また、口腔乾燥症もカンジダ増加因子とされています。
更に脳梗塞などにより嚥下機能が低下すると誤嚥リスクが高まります。

誤嚥性肺炎とカンジダの研究において、口腔ケアの重要性が深く示唆されております。

血行性カンジダ症とカンジダの関係

血行性カンジダ症とは何らかの状況下でカンジダが腸管を通過して、血液中に入り増加した状態をいいます。口腔内で増殖したカンジダは、他の微生物とともに飲食物や唾液といっしょに消化管に入ります。このあと健康なヒトの体では細菌の多くは胃の酸で死滅します。

しかし、カンジダは酸に強く、他の細菌に比べていろんな環境で発育できるため、抵抗力の落ちたヒトでは腸内にまで到達します。

腸内にいる病原性をもったカンジダは、抵抗力が落ちた時、腸管から体内の様々な臓器に侵入して病原性を発揮して、日和見感染を起こし、敗血症、心内膜炎、脳、肝、肺の膿瘍、膀胱炎、膣炎などの原因となります。

血行性カンジダはアトピー性皮膚炎の治療を難しくしている一つではないかという研究されています。


アトピー性皮膚炎とカンジダの関係

アトピー性皮膚炎で症状の重い成人患者の増加傾向が見られ、その難治の原因の一つとして、腸内で過剰増殖したカンジダによる可能性が示唆されています。

■アトピー性皮膚炎の難治化とカンジダのかかわりについて
「増殖したカンジダの菌糸が腸管粘膜を傷つけ、アレルギーを引き起こす物質(穀類などの食物抗原)が体内に吸収されるのを促すとともに、カンジダから産生される毒素のカンジトキシンが免疫系を狂わせて食物アレルギーの発症に重要な役割を果たすという仮説がある。さらにカンジダそのもののアレルギーも考えられる」
という報告もあります。

<参考文献>
カンジダと歯科疾患 浅香次夫著 第一歯科出版

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