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水中へのフッ素溶出に関するRiva GICと他社GIC製品との比較

水中へのフッ素溶出に関するRiva GICと他社GIC製品との比較

邦題 水中へのフッ素溶出に関するRiva GICと他社GIC製品との比較
Title Fluoride Release into Water for the Riva GIC Products Compared with Competitor Products
著者 Omar T Al-Naimi, John F McCabe
研究機関 University of Newcastle
発表 IADR(2005年3月)
研究概要
関連商品 Riva SC, Fuji IX GP, Ketac-Molar, Riva Luting,Fuji I GP, Ketac-Cem

方法

各材料を用い、直径15mm、厚さ1mmの円柱を作成した。各試料はすべて以下の手順で実験に供された。
1) 硬化後、湿度100%環境下に24時間保存
2) 24時間後、乾燥を防ぐため試料をラップで包んだ後、重量を測定
3) 重量測定後、各々の試料は3mmの脱イオン水の入ったチューブ容器に移された。なお、溶液は毎日交換され、その際に各試料は脱イオン水により洗浄後テッシュペーパーで水分を除去した後、新しい溶液中に再び移された。
4) 取り出した溶液のフッ素濃度を測定した。測定は実験開始後1週間は毎日、その後10,14,17,21,24,28日後に測定した。
5) 実験終了後、2と同様に各試料の重量を測定した。また、ug/cm2の徐放フッ素累積量を計算した。

結果 ~実験(1) ~

まず、実験(1) において使用された材料(充填用GIC:Riva SC, Fuij IX GP, Ketac-Molar)のフッ素徐放量を時系列で示す。
全体的な傾向としては、時間経過とともに1日あたりのフッ素徐放量は減少していく。
Riva-SCのフッ素徐放量は、全実験期間を通して2倍以上であった。

次に、各材料の徐放したフッ素量の各時点での累積値と実験全期間の累積値をグラフに示す。
材料間に大きな差が認められる。これらの一番の理由は、各材料の素材配合の差異によるものであると考えられる。
材料により、グラスパウダー(粉)の元素組成比やリキッド(液)の酸の種類・組成は異なる。
これらが各材料間のフッ素徐放量の差になって表れたと考えられる。 Riva SCの硬化初期段階において強い酸性を示す性質や同セメントに含まれるグラスフィラーの新しい表面処理などにより、高いフッ素徐放性を実現したものと考えられる。


実験終了後の重量増加を示す。
フッ素徐放累積量と重量増加量について回帰分析を行った結果、フッ素徐放累積量と重量増加量の間に相関関係が認められた。

結果 ~実験(2) ~

次に、実験(2) において使用された材料(ルーティング用GIC:Riva Luting, Fuij I GP, Ketac-Cem)のフッ素徐放量を時系列で示す。
全体的な傾向としては、初日のフッ素徐放量が最大で、時間経過とともに1日あたりのフッ素徐放量は減少していく。
Riva-Lutingのフッ素徐放量は、全実験期間を通して他の材料よりも高かった。

次に、各材料の徐放したフッ素量の各時点での累積値と実験全期間の累積値をグラフに示す。
Riva Lutingのフッ素徐放累積量は、他の2種の材料と比較して統計的に優位に高い結果となった。

実験終了後の重量増加を示す。
フッ素徐放累積量と重量増加量について回帰分析を行った結果、フッ素徐放累積量と重量増加量の間には相関関係が認められなかった。

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