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歯周病学 >> 糖尿病患者の歯周外科後に洗口剤使用は有効か?

Clinical enhancement of post-periodontal surgical therapy by a 0.12% chlorhexidine gluconate mouthrinse.

Clinical enhancement of post-periodontal surgical therapy by a 0.12% chlorhexidine gluconate mouthrinse.

研究キーワード クロルヘキシジン、洗口剤、歯周外科、歯周パック
出典 Sanz M, Newman MG, Anderson L, Matoska W, Otomo-Corgel J, Saltini C. Clinical enhancement of post-periodontal surgical therapy by a 0.12% chlorhexidine gluconate mouthrinse. J Periodontol. 1989 Oct;60(10):570-6. PubMed PMID: 2681675.
研究概要

[目的]
0.12%CHX洗口剤の歯周外科治療後の治癒効果について検討する。

[研究デザイン]
ランダム化比較試験(全体で50例未満)。

[研究施設]
開業歯科医院。

[対象患者]
歯周基本治療が終了し、AAPclassIIIに分類され、歯周外科予定の40case。
test群:N=17
control群:N=21
test群2例は除外したため、total:38case。computer-generatedrandomlistにより対象群を決定。

[暴露要因]
歯周外科治療後全てのcaseにCoe-packRを行い、6W間、15mlの0.12%CHX(test群)、プラセボ(control群)で2回/日、30秒洗口する。1週間後に抜糸、Coe-packRは除去する。

[主要評価項目]
歯肉炎指数, PlI>2の割合、プロービングポケットデプス、アタッチメントレベル、軟組織治癒状態(上皮化)、問診(疼痛)、着色。歯肉炎指数、 PlI>2の割合は術前と術後4、6W。着色は術前と6W。それ以外の項目は術前、術後1、2、4、6Wに評価。

[結果]
0.12%CHX洗口群で、プラセボ群に比較し、以下が有意に減少した。1術後1、2、4、6W後のプラーク付着(6W後、54.4%減少、P<0.05)2PlI>2(4W後:92.7%, 6W後:99.0%減少、P<0.01)3歯肉炎指数(4W後、16.8%減少、P<0.05)4歯肉炎指数>2(4W後:41.6%、6W後:40.0%減少、P<0.05)CHX群で術後6Wにおいてプラセボ群に比較し、歯面着色が有意に増加した(プラセボ:4.7%、CHX:47.1%、P=0.017)。プロービングポケットデプス、アタッチメントレベル、術後の上皮化に有意差はなかったが、0.12%CHX洗口群では上皮化が良好で、術後疼痛が少ない傾向にあった。

臨床との融合

歯周外科治療後0.12%CHX洗口剤を使用することは、プラーク付着、歯肉炎症、出血を抑制し治癒促進効果があり、推奨される。
(レベル2-:さらに小規模(全体で50例未満)のランダム化比較試験、クロスオーバー試験(ランダム化を伴う)、オープンラベル試験(ランダム化を伴う))


ガイドラインコンテンツ
糖尿病患者の歯周外科治療後に、洗口剤を使用すると有効か?」を確認する

PubMedへのリンク http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2681675

参考文献:「糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン」

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