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歯内療法学 >> 歯内療法

プロテーパーで形成された彎曲根管に対する各種根管充填法の評価

プロテーパーで形成された彎曲根管に対する各種根管充填法の評価

研究キーワード 根管充填,彎曲根管,ニッケルチタンファイル
出典 富田 文仁ら:日歯保存誌50, 514-520, 2007
研究者所属 新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔健康科学講座齲蝕学分野
研究概要 根管形成の効率化や根管追従性の向上を目的として機械的根管拡大が普及し、システム化された歯内療法治療が徐々に普及しているが、解決すべき問題点も少なからず存在する。本研究では、プロテーパーで形成されたエポキシレジン製透明彎曲根管模型を用い、4種の充填法により根管充填を施し、根尖部における緊密度の比較を行った。

方法
・40本の根管模型を2群に分けプロテーパーF2、もしくはF3まで根管形成を行った。
・前述の両群を各々4群に分け、
(1) Thermafilを用いた加熱ガッタパーチャ法(TF群)
(2) プロテーパー規格ガッタパーチャポイントを用いた単一ポイント根管充填法(PT群)
(3) テーパー6%のガッタパーチャポイントを用いた単一ポイント根管充填法(06群)
(4) テーパー2%の規格ガッタパーチャポイントをメインポイントとする側方加圧根管充填法により根管充填(LC群)を行った。

・各試料を作業長から0、1、2、3、5mmの位置で根管長軸に垂直方向で切断し、画像解析ソフトにより各断面でのガッタパーチャ充填率(%)を求め、統計処理した。

結果
・TF群は、F2形成群では5mm、F3形成群では1~5mmの切断位置で他の全群と比較して有意に高い充填率となった。
・LC群の充填率はほとんどの切断位置でPT群、06群より有意に低値であった。
・PT群と06群の有意差はF2群における切断位置0mmでのみ認められた。

上記の結果より、著者らは以下のように結論付けている。
本実験条件ではガッタパーチャ充填率はTF群が最も高く、ついでPT群と06群が高値を示し、LC群が最も低くなることが示された。
臨床との融合 根管充填は歯科臨床において日常的な治療であり、かつ治療成績が悪いものでもある。根管治療の成否において、根管内感染の除去と死腔の排除は非常に重要なファクターであるため、今回の論文はわれわれの日常臨床に直結した示唆を与えてくれるものであるといえよう。

※以下の図表は原著により改変
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