重症扁平苔癬に対する白金ナノコロイドによる抗酸化作用の効果 口腔扁平苔癬(以下OLP)は,粘膜上皮の角化や上皮直下のリンパ球帯状浸潤を特徴とする臨床上比較的よくみられる口腔粘膜疾患であり,多くの議論がなされているにもかかわらず,原因や病態はいまだ明確に解明されていない。特に潰瘍やびらんを有する「重症型」は対処療法も困難であり、患者QOLを維持、向上させることは難しく、その対応に苦慮することが多い。 重症 扁平苔癬に対するプラチ・ナノテクト効果の仮説 近年OLPの炎症に活性酸素が関与しているという報告が多くみられるようになった。 プラチ・ナノテクトには、活性酸素に対し還元作用を持つ白金ナノコロイドが含有されている。そこで、プラチ・ナノテクトをOLP表層に塗布することにより、上皮表層部で発生している活性酸素を減量させ、OLP炎症を軽減化できるという仮説をたて臨床評価を行った。
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