ナノテクトの新たな臨床効果

予想外の出来事・・・

それは、商品開発段階で認められた。先にも述べたがプラチ・ナノテクトに期待する効果は、「歯科医療原性活性酸素をクリアーにすること」である。しかし、一つ問題があった。たとえ歯原性活性酸素を消去しても目に見える効果が認められないのではないか?ということである。
プロトタイプによる臨床評価において、そんな心配は吹き飛ぶこととなる。全国の著名なドクターに評価して頂いたところ、

  1. アフタの痛みが激減した
  2. 義歯褥瘡による痛みが緩和された
  3. 外科処置後の治癒速度が、一般的な同処置症例と比較して早いように感じられる

など患者と歯科医師双方よりポジティブな回答が帰ってきたのである(あくまで主観データであることは明記する必要がある)。早急にその内容を精査し、作用機序の推測を行ったところ、炎症反応や免疫応答由来の活性酸素に対しても作用し、その結果として臨床的な所見を得ることができたのではないかと考えられた。


プラチ・ナノテクト適応症

参考までに、日野浦先生(東京都ご開業)が提案されているプラチ・ナノテクトの適応症となりそうな口腔内症状を以下に示す。


【歯界展望第107巻3号より改変】

薬事法上の縛りなどにより、商品として言及できることできないことは多々あるが、研究者・臨床家として意見を述べるなら、プラチ・ナノテクトは以下の2点において興味深い商品であるといえる。

  1. 歯科医療原性活性酸素をクリアーにすること
  2. 炎症や免疫応答由来の活性酸素をマネージすることによる粘膜正常化作用があること

〜参考〜 DHの土屋和子先生が非常に解りやすい表現でを解説されています
【DHstyle 第1巻第8号より引用】

私達の生体において、活性酸素の発生は必ずしも障害になるのではなく、免疫機能においては身体に侵入してきた細菌やカビ、ウイルスなどを白血球が退治するときに次亜塩素酸が使用されたり、ナチュラルキラー細胞が癌細胞を攻撃するときにヒドロキシラディカルを放出するといわれています。
つまり、炎症が起こっている部位や外科的侵襲を加えた部位には、少なからず活性酸素が発生しているのです。炎症などに対して免疫機構が働くことによって、生体防御反応として免疫細胞から活性酸素が放出され、細菌などを死滅させます。
ところが、一方で活性酸素は周辺組織細胞も破壊してしまうのです。このことによって相対的に治癒が遅延したり、炎症や疼痛が増悪したりする原因になるのです。


ナノテクトにおける心配事

ただしスカベンジャーである白金ナノコロイドを使用するに当たり、一点指摘されるべきことは、「生体由来活性酸素を還元することによる為害性について」である。この点に関しては、
・ 白金ナノコロイドの還元触媒としての能力は薬剤レベルではないこと(還元速度は非常にマイルドであること)
・ 生体内から摂取するわけではなく、あくまで外用であるため局所に高濃度の白金ナノコロイドが貯留する可能性はないこと
・ 現在10万本程度のナノテクトが市場に出回っており、また、大学病院や綜合病院において検証されているが生体に為害性をもたらすほどの効果は認められていないこと

により為害性は極めて低いと推測される。

また、シスプラチン等の白金製剤を例に出されることがあるが、白金製剤はイオン化した白金を使用しているため化合物となる可能性等指摘されるが、本製品に使用されている白金ナノコロイドは安定した金属として使用しているため比較対照にはならないことに留意されたい。

 

プラチ・ナノテクトとプラチ・ナノテクトEXの違い・・・→





このページを閉じる