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感染予防 >> 診療における感染対策

器材の滅菌と注意事項

歯科器械の滅菌

歯科器械の滅菌において適応となる滅菌方法を示す。ガス滅菌は一般外来クリニックでは導入は困難かもしれないが、参考にしていただければ幸いである。

(1) 主として高圧蒸気滅菌を施すべきもの
・局所麻酔用シリンジ、抜歯挺子、鋭匙、骨膜剥離子などの手術器械
・タービンヘッド、エンジンヘッド
・リーマーやファイル

(2) 主としてガス滅菌を施すべきもの
・タービン・バー、エンジン・バー
・体温計、シエードガイド、乳歯冠、薬瓶、チェックバイト、採得した印象、石膏模型

滅菌・消毒における注意時事項

・ どの消毒法や滅菌法を用いるにしても、まずは流水下で洗浄し、付着した汚物、血液のみならずセメントなどの歯科材料を除去する。

・器械・器具の超音波洗浄を行う。さらにできれば、ジェットウォッシャーよる洗浄を行う。

・ バーなどの錆びやすい器具やゴム、プラスチックなどの耐熱性でない器具、高圧に弱いガラス器具、光重合器、電気メスセットや精密機械などはエチレンオキサイドガスによるガス滅菌を行う。それ以外は高圧蒸気滅菌法(オートクレープ)が最適である。

・ガス滅菌器を所持していない場合には、グルタラール製剤もしくは次亜塩素酸ナトリウム水溶液(0.1~1.0%)に60分浸漬する。(WHOでは30分以上の浸漬が基準となっているが、各メーカーでは唾液を含む体液が付着した場合は60分以上の浸漬を推奨している)

噴霧による薬液の使用は医療従事者の健康を害するので禁止。

・滅菌したバリアフィルムの使用は、表面を覆うことによって簡単に無菌状態が得られる。チェアー周辺だけでなく、術者の操作する器具(手掌接触面)にも応用可能。

バイオクリーンシステムに基づく空気清浄装置を診療室に設置する。

・ 明らかなウイルスの保持者に対しては、グルタラール製剤浸漬の後に、高圧蒸気滅菌もしくはガス滅菌を併用して行う。(化学薬品のイルガサンDP300はウイルスに効果があると報告されている)

・また血液を完全に除去できない器具(排唾管、サクション管、バキュームチップなど)、または滅菌することによって劣化が早まる器具(金属製品やゴム製品など)については、ディスポーザブル製品を使用する。(医療用ディスポーザブル製品の多くはコバルト60のγ線による放射線滅菌が施されている)

・処置後の汚染した器材の処理や廃棄にも標準化あるいはマニュアル化したきめ細かい対策を行う。

参考
院内感染防御マニュアル、(株)じほう
シンプル微生物学、南江堂
臨床のレベルアップポイント、デンタルダイヤモンド社

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