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感染予防 >> 診療における感染対策

手指消毒法 1

手術場における手指消毒

術者の手指消毒法は近代外科学の礎となったFurbringer(フエールプリンゲル)法の基本原則に準じて行うのが一般的である。すなわち滅菌ブラシによる機械的清浄と化学的消毒である。

【Furbringer法】
(1) 爪切り
(2) 滅菌ブラシと石鹸(現在は消毒薬のポビドンヨードあるいはクロルヘキシジンを用いることが多い)で摩擦清掃する。洗い流す水は滅菌水。(手指消毒に際しての滅菌水は水道水をフィルターで濾過するだけで簡単に作れる装置が普及している。)
(3) 滅菌タオルで手指の乾燥。
(4) 70%エタノールに浸したガーゼで手指をさらに消毒(数分間)。
(5) 昇汞水に浸したガーゼで手指をさらに消毒(数分間)。

外来における手指消毒

・通常の歯科治療は、まず石鹸で手洗いを入念に行って流水下で流した後、ペーパータオルで拭き取る。ついでアルコール含剤(ウェルパスR)を手掌に噴霧した後、それを手指の皮膚に擦り込む方法が簡便であることから推奨されている。治療にはコストとゴミの面からディスポーザブルのゴム手袋が用いられることが多いが、ディスポーザブルのゴム手袋は滅菌処理されていないので、治療の都度、石鹸で洗い、アルコール含剤(ウェルパスR)をよく付けて使用する。

・小手術を行う場合には、Furbringer(フエールプリンゲル)法の基本原則に準じて指を消毒し、滅菌ゴム手袋を使用して処置にあたる。

ゴム手袋使用に際しての注意点

汚染の伝播は手指を介して起こることが多く、院内感染防止の観点から、手指を清潔にすべくゴム手袋が普及してきた。しかし、ゴム手袋の過信や油断によって、使用したゴム手袋からかえって汚染が知らぬ間に伝播する危険性がある。

・処置終了後は使用したゴム手袋を直ちに廃棄する。
・ゴム手袋を着用したままペンを持ってカルテに記載したり、 X 線写真に触れたりしない。
・電話や面会者によって治療が中断した場合、その都度ゴム手袋を脱ぐ。その時に手袋を廃棄するか、面倒でも十分手洗いを行って、こまめにアルコール含剤(ウェルパスなど)で消毒することが肝要。

参考
院内感染防御マニュアル、(株)じほう
シンプル微生物学、南江堂
臨床のレベルアップポイント、デンタルダイヤモンド社

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