OralStudioサイトのご利用ありがとうございます。
本サイトは医療従事者及び歯・医学部系学生の方へご提供することを目的として作成しております。
一般のお客さまへの情報提供を目的としたものではありませんのであらかじめご了承ください。
本サイトのポリシーに同意いただけますか?
   
※「はい」をクリックした場合、一定期間保存され次回以降の承認のお手間を省きます。
あなたの歯科医がきっとみつかる:Oral Studio 4U
会員登録【無料】隔週で最新の歯科情報をお届け

保存修復学 >> ボンディングレジンを理解する

歯面処理の目的

歯面処理の目的

歯面処理の目的は、窩洞形成後の窩洞表面の汚染物や切削により形成されるスメヤー層の除去に他ならない。

エナメル質においては・・・

表面処理されることによりスメヤー層が除去され、エナメル小柱の部位による耐酸性の違いより小柱構造に基づく凹凸が形成され、表面積が増大し機械的に引っかかることが出来る部分(機械的嵌合)が形成される。

象牙質においては・・・

スメヤー層やスメヤープラグ(象牙細管内に詰まった切削片)が除去され、窩洞に面する表層3μm以上の象牙質中のミネラル成分が脱灰され、象牙細管が開口する(リン酸による15秒以上のエッチングを行った場合)。この結果、象牙質表層はコラーゲン線維が露出し、水分が存在する間はメッシュ状構造をとっているが、乾燥によりコラーゲン繊維は収縮し、表面に膜状構造物を形成する。この構造物は、歯面処理に続く工程であるプライミング処理に対して、大きな問題を残すものである(後述)。このような膜状構造物(乾燥収縮したコラーゲン繊維メッシュ)の形成を起こさないためには、歯面処理材を水洗した後、象牙質面を乾燥させないことである(これがリン酸エッチングを行った際にウェットボンディング法が求められる理由である)。
しかし近年、リン酸等で脱灰(エッチング)された象牙質部すべてにレジンが浸透していない可能性が示唆されており(脱灰される深さ>レジンモノマーが浸透する深さ)、リン酸エッチングを用いたシステムのレジン-象牙質接着の長期耐久性に問題がある可能性が示唆され始めている。

参考
保存修復学21、第3版、永末書店 他

このエントリーをはてなブックマークに追加
歯科技工所検索システムについて詳しい資料をみる 歯科技工所情報を登録する スマートフォンから歯科技工所情報を登録する
シランカップリング剤系の陶材面前処理材です。本材で陶材面を処…
45°のカニューレは、到達しにくい部分でも正確にリン酸ゲルを…