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保存修復学 >> セメンティング 総論

リン酸亜鉛セメントとカルボキシレートセメントの練和について

練和について

●リン酸亜鉛セメント

分割練和法が推奨されている。
また、発熱を緩和するために冷やしたガラス練板とステンレス製スパチュラが用いられる。

分割練和法:
粉を1/6、1/6、1/3、1/3に分割し、それぞれを15秒、15秒、30秒、30秒の合計90秒で練和する方法。この方法は、練和により生じる反応熱を放散させ硬化反応を緩徐にする役割や粘度の調整が行いやすいという利点がある。

●カルボキシレートセメント

リン酸亜鉛セメントと比較したカルボキシレートセメントの特徴のひとつとして、“粉液比率が多少異なっても機械的性質は比較的安定していること”が挙げられる。ただし、適正な粉液比率による混和を行うことはもちろん非常に重要であることは明記しておく。
練和には、紙練板とプラスチックスパチュラを用いる(ガラス練板やステンレススパチュラにはセメントが固着してしまう)。
粉を2分割しておき、まず半量を全液に加えて練りこみ、ついで残りを練りこんで60秒程度で練和を完成させる。

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