レジンセメント 総論

注意


レジンセメントは各社から提供されており、その取扱いや表面処理方法が異なるため使用解説を十分確認した上で使用されたい。

レジンセメントは、その名の通りレジンのセメントである。歯質に対して接着するだけでなく、修復物に対しても接着させることができるので窩洞形成において保持形態を付与する必要性が低いといわれている。ただし、被着面(歯質及び修復物)に対する表面処理は非常に重要であり、修復予後に大きな影響を与える。前処理に関する基本的な手順を以下に示す。

 

ノンフィラーPMMA系とフィラー含有コンポジット系


レジンセメントは、大きく分けて2種類に分類される。
●フィラーを含有しないPMMA系レジンセメント
●フィラー含有しているコンポジット系レジンセメント
である。

具体的には、動揺歯の固定等に用いるレジンセメント(スーパーボンド等)はフィラーを含有していないPMMA系である。フィラーを含有していないため、靭性に優れ(曲げ応力に対して強い)動揺歯の固定などには適しているものの、咬合力が加わるところなどでは磨耗が生じやすい。

 

一方、フィラー含有タイプのコンポジット系レジンセメントの硬度は、充填用コンポジットレジンと同等である(フィラー含有率80%前後)。このため、補綴物・レジンセメント・歯質における物性の違いは比較的少なく、長期予後が期待される。

 

成分


各社の解説に委ねる。

 

 

「レジンセメントの重合様式と選択基準」へ→

 

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