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歯周病学 >> 歯周病学 病態

急性智歯周囲炎とは?

特徴

萌出途中あるいは半埋伏の状態にある第三大臼歯は、その歯冠の一部が口腔に出て、その他の部分は粘膜で覆われており、粘膜と歯冠の間に深いポケットが形成されており、特に第三大臼歯が前方に傾斜している場合には、その歯と第二大臼歯との間に幅の狭い不潔域があることが多い。
このようにして形成された深いポケット内で細菌が繁殖して、慢性的な炎症状態となっていて、なんらかの原因(上顎第三大臼歯または第二大臼歯による下顎智歯部周囲組織における咬傷が多い)により細菌(特に化膿菌)が急激に増殖すると、亜急性または急性の智歯周囲炎が発症する。したがって、上顎よりも下顎の第三大臼歯に圧倒的に多い。

症状および経過

自覚症状としては、まず第三大臼歯部に持続的あるいは断続的な疼痛を自覚し、放置すると、炎症が翼突下顎雛壁、舌口蓋弓から口蓋扁桃の前方に広がり組織隙に波及して開口障害・嚥下障害を生じる。他覚的には第三大臼歯周囲粘膜に発赤と浮腫性腫脹がみられ、圧痛がある。また、炎症の波及によって顎下リンパ節に腫脹や圧痛が認められることもある。また、患側の放散性顔面痛および耳痛などを生じることもある。

治療

抗菌薬および抗炎症薬を主とした化学療法が行われ、局所は洗浄あるいは含漱などによりできるだけ清潔にする。ほとんどの智歯周囲炎は急性化しても一週間程度で症状が軽快するが、なかには第三大臼歯周囲の粘膜下に腫瘍を形成することがあり、その場合には切開して排膿を行う。
ときには、炎症が急速に広がって急性化膿性扁桃周囲炎、急性口底炎あるいは急性顎炎の状態になることがある。炎症症状が軽快しても智歯が存在するかぎり再発を繰り返すので、そのような場合は症状が消失するのを待って抜歯する。

参考図書: 最新歯周病学、医歯薬出版
HOW TO 審美と歯周外科、株式会社ヒョーロン・パブリッシャーズ

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