OralStudioサイトのご利用ありがとうございます。
本サイトは医療従事者及び歯・医学部系学生の方へご提供することを目的として作成しております。
一般のお客さまへの情報提供を目的としたものではありませんのであらかじめご了承ください。
本サイトのポリシーに同意いただけますか?
   
※「はい」をクリックした場合、一定期間保存され次回以降の承認のお手間を省きます。
あなたの歯科医がきっとみつかる:Oral Studio 4U
会員登録【無料】隔週で最新の歯科情報をお届け

シカダス >> カリオロジーNOW!

クリニカルカリオロジー”Now” ― はじめに ―

はじめに

う蝕は今でも歯科における代表的疾患です。かつて、歯科医はう蝕の処置に追われた時代がありましたが、地域医療、行政および研究者による努力により減少に傾向にあります。また、いろいろな努力のおかげもあり、80歳で20本以上の歯をもつ方が増えてきています(詳しくは、平成17年度歯科医療実態調査をご覧ください)。

一方、患者さんからは、「いったんう蝕になったらどのような治療があり、その治療がどのくらい持つのか?」という疑問がよく提示されます。ところが、この点に関するエビデンスは実はあまりありません。医療経済学的な視点からの調査等はありますが、全ての患者さんにお答えできるようなエビデンスとはいえません。現在、北米において、7年間で70億円以上の研究費を使い、大規模な虫歯治療のエビデンスの調査(多施設間、主として大学が中心)を行っています。6年後にはその結果も見えてくるものと思われます。

しかし現在のところ臨床では、エビデンスよりもエクスピアリアンス(経験)ベースのう蝕処置を行っているのが現状です。一日も早く、齲蝕処置等に関するエビデンスを構築するために現在日本でも多くの研究者が昼夜研究に取り組んでいます。

歯科医から見たう蝕処置へのアプローチ

人口動態の変化により、う蝕治療の対象も大きく変化してきています。かつては、小児のう蝕治療に追われていた時代がありましたが、少子高齢化により、う蝕へアプローチも大きく変わってきています。
特に高齢者を対象とした場合には(下図)、口腔内疾患に対して十分な注意が必要となります。まず、患者さんがご自分で通院可能かどうか。もし、不可能である場合は、在宅で診療を行うか、入院下で行うべきかの適切な判断を医科や介護スタッフ、ご家族との協力の上で行わなければなりません。また、通院可能であっても、高齢者に対しては医科との十分な連携の下に診療を行うべきです。内科的な合併症や認知症、精神疾患等が無い場合には、いわゆる従来どうりの歯科治療を行うことになります。

このエントリーをはてなブックマークに追加
歯科技工所検索システムについて詳しい資料をみる 歯科技工所情報を登録する スマートフォンから歯科技工所情報を登録する
●審美性と理工学物性を追及したフロアブルタイプの充填用コンポ…
レジン材料の歯科用金属に対する接着力を増強させるために開発さ…