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シカダス >> 接着システムについて

読んで得してほしい?最近の象牙質接着システムの分類について4

セルフエッチングシステム

前回は、トータルエッチングシステムについて、お話しました。今回は日本発の接着システムであるセルフエッチング接着システムについてお話を進めていきましょう。

2)セルフエッチング接着システム
我が国において開発され発展してきたセルフエッチング接着システムには、象牙質の酸処理とプライミングを同時に行う水洗不要な酸性モノマーが用いられています。
使い易さとテクニックセンシティビティに関しては、この方法が臨床的に最も信頼性があると考えられています。
すなわち、酸処理・水洗が不要であることは、操作時間を短縮するばかりでなく、テクニックセンシティビティや操作途中に失敗を起こす危険性を減じているのです。
もう一つの大きな利点として、レジンモノマーの浸透がセルフエッチングと同時に起こることが挙げられます。
このことから、脱灰象牙質底部へのレジンモノマーの浸透が不充分である可能性は少ないと考えられます。
一般的に、この接着システムは、2ステップ、即ちセルフエッチングプライマーの塗布とボンディング材の塗布を行うことで接着操作が完了します(LinerBond IIΣ, MegaBond, MegaBond FA (Kuraray), Unifil Bond (GC)など)。最近では、エッチング、プライミング、ボンディングを同時に行う1ステップセルフエッチングシステム、いわゆるオールインワンシステム(Prompt L-POP (ESPE/3M), One-Up Bond F (Tokuyama), AQ Bond (Sun Medical), Absolute (Dentsply/Sankin), G-Bond (GC), Clearfil S3 Bond (Kuraray)など)が市販されるに至っております。
しかしながら、このオールインワンシステムの接着強度や接着耐久性などの接着性能に関してはいまだ議論の余地があり、実際の臨床での使用は現時点では避けるべきであるというのが私見です。

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