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睡眠学 >> 睡眠学 概論

睡眠の科学

睡眠とは?

導入として、睡眠に関する一般的に考えられている重要性を簡潔に列挙する。

・ヒトが人生の1/3(約25年)費やすもの
・休息と安らぎを与えてくれる時間
・脳に休息を与える時間
・様々なホルモンが分泌される時間
このように正常な睡眠は、ある種の生体防御行動として捉えることもできると考える。

睡眠の定義について

睡眠とは、行動観察と生理学的変化に基づいて定義される。

・行動学的定義
運動や移動性の欠如や現象
閉眼
姿勢の変化
刺激による反応性の低下
可逆的な意識レベルの低下 など

・生理学的定義
脳電図(EEG)
眼電図(EOG)
筋電図(EMG) など

睡眠の生物学的意義について

  睡眠は、肉体的・精神的な健康維持において、非常に重要なものである。睡眠時間については個体による差が大きいが、一般成人で約7時間から9時間程度だと考えられている。睡眠の生物学的意義については、現在の様々な議論が交わされているが、以下に簡単な例を示す。

・エネルギー回復やエネルギー保存
・記憶の強化・固定
・神経系ネットワークの保全・形成
・環境変化に対する適応行動
・体温調節・免疫機能などの維持

睡眠と生理活動の変化

睡眠中、睡眠の質や体内に存在する生体時計の影響を受け、あらゆる生理機能が変化することが分かっている。以下に代表的な生理機能の変化について列記する。

・筋緊張について
睡眠中、筋緊張は低下し、レム睡眠で最低となることが分かっている。

・自律神経系活動について
基本的に交感神経の活動は、睡眠が深くなるにしたがい(ノンレム睡眠のステージ変化に伴い)活動性が低下し副交感神経が優位となるが、レム睡眠では交感神経の活動性が覚醒時と同レベルまで上昇することがある。

・呼吸・心拍・血圧について
上記の通り、睡眠が深くなるに従い、副交感神経が優位となるため、ノンレム睡眠時は心拍や血圧が安定し徐波睡眠(ノンレム睡眠のステージ3・4)で、最も低くなる。ただし、感覚機能は生体防御において重要なため残存する。

・ 内分泌系について
内分泌系だけでなく、体温調整や免疫機能も睡眠や生体時計の影響を強く受ける。内分泌系機能において、睡眠と非常に重要な関係にあるホルモン分泌の例として、成長ホルモンとコルチゾールが挙げられる。成長ホルモンは真夜中に分泌が高まり、コルチゾールは明け方に高まる。催眠作用のあるメラトニンは光刺激の影響を受け分泌され、夜になると分泌量が高くなり朝や日中は低くなる。

参考
睡眠時呼吸障害 Update、日本評論社
睡眠学ハンドブック、朝倉出版
睡眠医歯学の臨床、(株)ヒョーロン

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