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注意・禁忌事項 >> 漂白(ホワイトニング)

有髄歯に対する漂白処置の禁忌や注意事項

禁忌症や注意事項

・エナメル質形成不全など
肉眼的にエナメル質形成に何らかの不全が認められる場合や、明らかなエナメル質形成不全のため象牙質が露出しているような場合には、注意が必要である。象牙質に直接薬剤を塗布することは避ける必要がある。
また、エナメル質形成不全部位は、正常部と比較して漂白効果が高くでやすいため、漂白処置の結果、白濁やバンディング等が認められることがある。薬剤塗布に関しては、細心の注意を図る必要がある。

・エナメル質の亀裂
基本的に亀裂のある部位は漂白効果が高く現れる。術前に、エナメル質表面に亀裂がないことを確認し、ある場合はインフォームドコンセントを確実に行う事が求められる。

・象牙質形成不全症
歯牙の物性が脆弱であるため、基本的に漂白処置は避けるべきである。

・象牙質知覚過敏症
象牙質に直接薬剤が触れなくても、処置後は知覚過敏の発現するケースが多い(基本的には経時的に治癒)。もともと象牙質知覚過敏症がある場合は、漂白処置により症状を増悪させる可能性があるので、知覚過敏処置を行った上で、漂白処置を行うべきである。

・う蝕や修復物
う蝕治療を優先させるが、漂白処置対象部位のレジン充填などは、漂白前後で色調が変化するため、暫間的な処置により対応する場合もある。
また、修復物は漂白されないため、治療後に再修復が必要になる旨を伝えること。

・歯肉炎や歯周炎
基本的な治療が終了し状態が落ち着いた上で漂白処置を行うべきである。

・歯髄の生死や感根治の必要性
歯内療法が必要な場合は、漂白処置の前に行うべきである。また、歯髄由来の歯牙着色の場合は、無髄歯に対する漂白処置を先に行うべきである。

・年齢や嗜好品
一般的に高齢になるほど、漂白硬化は現れにくい。また、コーヒーやワイン、タバコ等の着色の原因となりやすい嗜好について事前にインタビューすることが術後管理において重要である。満足する漂白効果が得られても処置歯面に対する外来色素の沈着、エナメル質表面の光透過性の回復などにより後戻りを起こすことはしばしばある。このようなリスクを可能な限り低減させるためにも着色食品の摂取を控えさせ、リコールの必要性についても伝えておくことが重要となる。

・犬歯の漂白硬化について
一般的に犬歯は中切歯や側切歯と比較して明度が低い。また、漂白効果は、他の前歯や小臼歯よりも現れにくい場合がある。このため、犬歯の漂白効果に対し満足できないケースがあることや、そのような場合の対応について(犬歯に対する局所的な漂白処置など)術前に説明しておく必要がある。余談であるが、漂白効果は、切線部,歯冠中央部、歯頚部の順に現れる。

参考
保存修復学21、第3版、永末書店
ホワイトニングのマーケッティングステラトジー、医歯薬出版(株)

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