造血細胞移植患者の口腔内管理に関する指針<第1版>

(一社)日本造血免疫細胞療法学会・(特非)日本がん口腔支持療法学会 【編】

2022年11月01日 A4判 112頁

4,180円(税込)

永末書店

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造血細胞移植において口腔合併症は頻発し、その合併症は口腔局所のみならず全身状態の悪化と密接に関連する。口腔合併症の予防・マネジメントにおいて、口腔内の管理は多職種連携チームのすべてのメンバーの関心事である。血液内科医、歯科医師、歯科衛生士、看護師、薬剤師、管理栄養士をはじめとする多くの専門職にとって、造血細胞移植患者の口腔内の管理の特徴とあり方が理解でき、実臨床で役立つ指針となっている。

第1章 はじめに
第2章 推奨事項のオーバービュー
第3章 造血細胞移植:概論
第4章 造血細胞移植患者の口腔管理(総論)
第5章 チームとしての口腔の管理 チーム医療:各職種のかかわり方
第6章 移植前処置開始前 口腔内の評価、歯科治療および指導など
第7章 前処置開始後~移植後急性期:好中球減少期
  口腔内の感染管理、口腔粘膜障害対策など
第8章 移植後早期:好中球回復~数カ月以内 感染症(細菌、カンジダ、ヘルペス、その他)、
  急性GVHDに伴う粘膜病変、退院指導
第9章 移植後中後期:数カ月以降~ 慢性GVHD・感染症(カンジダ、ヘルペスウイルス、その他)
第10章 移植後晩期:数年以降 遷延する慢性GVHD、免疫抑制薬を投与されている患者における
  感染症(カンジダ、ヘルペスウイルス、その他)・二次がん
第11章 小児患者に特有な事項
第12章 参考資料 多職種連携に関わる医療職の相互理解のために