OralStudio オーラルスタジオ

支台歯形成に際して,グルーブの付与は推奨されるか?

支台歯形成に際して,グルーブの付与は推奨されるか?

日本補綴歯科学会 > 接着ブリッジのガイドライン 改訂版 > 2017


■ エッセンス

強く推奨される



■ 詳細

グルーブの付与は、支台歯にかかる側方力に対する抵抗を高めるため、推奨されます。

実際の支台歯形成は、審美的な問題が起こらない範囲で欠損側隣接面唇・頬側隅角部および隣在歯が残存している側の舌・口蓋側の隅角をわずかに超えたところまでを軸面形成し、その先端部分にグルーブを形成します(ただし下顎前歯部など咬合力が直接かからない部位にはグルーブを付与しなくても影響は少ない)。

咬合力がかかる支台歯おけるグルーブ形成は極めて重要ですので、形成により一部象牙質が露出したとしても、そこは妥協できると考えられます。



弱い根拠に基づく
強く推奨

2020年01月05日

当サイトは歯科医療従事者の方を対象とした情報提供サイトです。一般の方への情報提供を目的としたものではありませんので、あらかじめご了承ください。

あなたは歯科医療従事者ですか?

ご利用にはログインが必要です

この機能やページの閲覧は、会員の方のみご利用いただけます。
会員登録または、ログインを行ってください。

※現在、歯科医師の方のみ会員登録いただけます。

閉じる