OralStudio オーラルスタジオ

折りたたみ式入れ歯を開発し、開口障害がある方も顎義歯を使えるように

折りたたみ式入れ歯を開発し、開口障害がある方も顎義歯を使えるように
ページをご覧いただきありがとうございます。北海道大学病院生体技工部の佐伯和紀と申します。歯科技工士として、現在、従来の銀歯や入れ歯製作など歯科の業務に加えて、医科の手術支援の模型なども製作しています。

歯科医療も近年デジタル化が進んでいます。その中でも歯科技工のデジタル化は歯科の中で最も進んでいるといっても過言ではありません。私は先人たちが長い歴史の中で創り上げてきた技工技術をこのデジタル技術と融合し、より確度の高い技工物製作に寄与できるように日々業務を行っています。

人の人生を左右する入れ歯

私は両側性の口唇口蓋裂で出生しました。口唇口蓋裂は赤ちゃんの唇や口蓋(口の中の天井部分)が裂けた状態で生まれる先天性の奇形です。そのため発音の際、空気が鼻から抜けてしまい聞き取りにくい発音になってしまいます。私も幼少の頃から、発音のことでよくからかわれていました。
私は生まれた時から前歯が三本なかったこともあり、17歳の時に入れ歯を使用することとなりました。すると、私が話している内容がいろんな人に理解してもらえるようになりました。入れ歯を使用しただけで長年の苦労がなくなり人生が変わりました。

このような経験から、入れ歯でも人の人生を左右することがあるのだと思いました。その後、歯科技工士になった私ですが・・・

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2023年05月22日

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