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前投薬

ゼントウヨヤク

分野名

小児歯科

解説

【特徴】
全身麻酔等の全処置として投与する薬剤
治療30分前が効果的


【目的】
・鎮静(ベンゾジアゼピン、バルビツレイト)
・気道分泌抑制(ベラドンナ)
・有害神経反射抑制(ベラドンナ)
・鎮痛(麻薬性鎮痛薬)
・代謝抑制(麻薬性鎮痛薬)


【鎮静・鎮痛の目的で用いられる前投薬】
ベンゾジアゼピン系マイナートランキライザ-・パルビツ-ル系・非バルビツ-ル系・麻薬性鎮痛薬・非麻薬性鎮痛薬


【唾液腺&気管内分泌抑制、迷走神経反射の予防としての前投薬】
→副交感神経抑制

1)アトロピン
副交感神経反射である徐脈、心停止、気管支痙攣を抑制
禁忌:甲状腺機能亢進症・心疾患

2)スコポラミン
鎮静作用が強く、老人においては妄想状態を起こすことがある。
アトロピンに比べ、副交感神経抑制力が弱いので、臨床ではあまり用いられない

●分泌抑制
アトロピン:+ スコポラミン:++
●副交感神経遮断作用
アトロピン:++ スコポラミン:+
●心拍数上昇
アトロピン:(+) スコポラミン:(-)
●鎮静、中枢抑制
アトロピン:- スコポラミン:+


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