不正咬合
フセイコウゴウ
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                        分野名
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                        解説
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                        【概要】 
 不正咬合の原因としては、全身的な因子と局所的な因子に分けられる。
 
 
 【全身的因子】
 (1)内分泌系異常
 ・脳下垂体機能亢進・・・末端肥大症(アクロメガリ-)→反対咬合、空隙歯列
 ・甲状腺機能亢進・・・バセドウ病
 ・甲状腺機能低下・・・クレチン病
 
 (2)栄養障害
 ・くる病(ビタミンD、紫外線の欠乏)→骨成長阻害
 
 
 【局所的因子】
 (1)拇指吸引癖・・・開咬、正中離開、上顎前突、下顎遠心咬合(オトガイの圧迫)、上顎歯列弓の狭窄
 (2)咬唇癖・・・上顎前歯の唇側傾斜、下顎前歯の舌側傾斜、上顎前突
 (3)舌突出癖(嚥下時)・・・開咬、上顎前突
 (4)口呼吸(アデノイド様顔貌)・・・上下顎前突、開咬、上顎歯列弓の狭窄
 (5)異常嚥下癖・・・上下顎前突、開咬、上顎歯列弓の狭窄、発音異常
 
 
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