味覚試験
ミカクシケン
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                        分野名
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                        解説
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                        【種類】 
 味覚試験には、「電気味覚試験」「濾紙ディスク試験」「血液検査による微量金属の定量試験」等がある。
 
 
 【電気味覚試験】
 定量的な障害部位の検査が可能
 
 
 【濾紙ディスク試験】
 半定量的検査である。
 基本的な4種の味、甘味(砂糖)、酸味(レモン汁)、塩味(食塩)、苦味(アスピリン、キニーネ、アロエなど)をろ紙にしみこませて舌面上にあてて行う。
 濃度の調整された試験味質を用い、低濃度から高濃度へ移し、味らしきものを感じた濃度を検知閾値とし、味の性質を正確に感知したところを認知閾値とする。
 
 
 【血液検査】
 微量金属の定量を行う。
 
 
 【心因性味覚障害】
 心理テストも必要である。
 
 
 【口腔乾燥や感染症による味覚異常】
 疑われる場合には、これらの検査も必要となり、まれではあるが、篩板の近くの腫瘍、膿瘍、骨折など器質的異常の検査のため、頭部CT検査やMRI検査が必要な場合もある。
 
 
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