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広汎性発達障害

コウハンセイハッタツショウガイ

分野名

小児歯科

解説

【診断基準】
(1)社会的相互交渉の質的問題
(2)コミュニケーションの質的問題
(3)興味や活動の限局、常同的で反復的な行動
→生後36ヶ月以内に出現する。


【原因】
何らかの脳機能障害に起因する発達障害。


【有病率】
・1000人に1~2人に生じているが、診断基準によって差がある。
・男女比は3~4:1で男に多い。
・70~80%が知的障害を伴った自閉症。知的障害を伴わない自閉症のうち60%が高機能自閉症。


【歴史】
1943年にKannerが自閉症の概念を報告した。
→「情緒的な接触の欠如」「話し言葉の欠如あるいは異常」「物へのこだわり」

1944年にAspergerがKannerが報告よりも軽度であるが、共通点のある一群の子どもたちを報告した。

1966年にWingはKannerとAspergerが報告した群を連続的にとらえる「自閉症スペクトラム」の概念を提唱した。


【特徴】
<対人関係>
(1)心の理論が弱い(自己と他者の識別、自分や他者の心の動きを推測する能力)
 →相手の気持ちがわかりにくい。会話やその場の雰囲気を理解出来ない。
(2)愛着が弱い
 →人見知り、後追いがみられない。
(3)共同注視の問題
 →三項関係の困難、叙述の指差しの欠如

<言語面>
(1)語用論的発達の障害
(2)意味的発達の障害
(3)エコラリア
(4)非言語的コミュニケーション困難
 →模倣が困難
  視線が合わない

<興味の限局>
(1)常同運動
 →手をひらひらさせる
(2)固執・興味・活動のパターン化
 →同じ道順を通ること、おもちゃの車の車輪をくるくる回すこと。

<認知面>
(1)視覚的情報処理に強い
 →指示を与える時は紙などに書いて見せると効果がある。
(2)空間や時間の組織化が困難
(3)感覚刺激の受容や処理の仕方が独特
 →過敏、鈍磨、特定の触覚が好きで没頭する、前庭感覚を好む。
(4)記憶の問題
 →CM、図鑑、駅名などを全て言える。しかし、意味にむすび付けての記憶は困難。



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