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サッカリン

サッカリン

分野名

公衆衛生

解説

【概要】
・非糖質系代替甘味料の一つ
・1849年に発見(ジョン・ポプキンス大学)
・日本では戦前に認可、長い間使用
・安全性に疑いをもたれ、1973年11月に使用禁止。しかし、同年12月に食品別に使用基準が設けられ、再認可


【特徴】
・(甘味度)砂糖の500倍、特有の苦味あり(熱、酸に不安定で分解すると苦味が出る)
・(発ガン性)サッカリンそのものにはないとされるが、現在でも異論あり⇒Phenobarbital系睡眠薬との併用→膀胱ガンの発生が報告⇒この睡眠薬常用者はサッカリンを摂取しないようWHOが勧告
・(う蝕誘発性)歯垢内での酸産生、不溶性グルカン


【代替甘味料】
≪望まれる性質≫
(医科)
・低カロリーであること→肥満を気にする人でも安心して摂取できる
・インシュリン分泌刺激性がない

(歯科)
・非う蝕誘発性または低う蝕誘発性であること
・できれば抗う蝕誘発性であること

≪所要条件≫
(1)砂糖と同じような甘味であること
(2)砂糖と同じような加工性をもつこと
(3)S.mutansの不溶性グルカン合成の基質にならない、あるいは不溶性グルカン合成を阻害すること
(4)口腔内細菌による酸生成基質にならない、あるいは酸生成を阻害すること
(5)安価であること

≪分類≫
(1)糖質系代替甘味料(カロリーあり)
(2)非糖質系代替甘味料(カロリーほとんどなし)


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