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5 歯科外来でカンジダ症を疑う

5 歯科外来でカンジダ症を疑う

歯科外来でも注意が必要です


近年の高齢者は一見お元気そうに見えますが様々な全身疾患があったり、日常的な服薬加齢によるADL低下による義歯ケアレベルの低下なども予想されます。


口腔カンジダ症というと
「重篤な全身疾患をお持ちの方や、在宅診療対象の患者さんで問題になるのでは?」と思われるかもしれませんが、歯医者に受診される方でも発症しているケースは多く認められます。


・いくら義歯調整しても痛みがひかないようなケース
・ステロイド軟膏が効かないケース
・舌に対する不定愁訴や口腔粘膜の発赤
・頑固な口角炎
・ドライマウス

等、カンジダ菌が原因である場合もありますので、注意が必要です。



こんな患者さんには要注意


口腔カンジダ症の発症要因としては、高齢者、有病者、服薬履歴、義歯の洗浄状況などが考えられますが、特に義歯洗浄剤の使用有無はキーワードと考えてられており、義歯洗浄剤を使用しない患者さんでは口腔カンジダ症の発症率が高くなります。


また約3割程度の薬剤に、副作用が「口腔乾燥」と記載されています。すなわち3種類以上の薬剤を服薬されている場合は、唾液分泌が低下している可能性がありますので、義歯使用と相まって口腔カンジダ症発症リスクは増加することをお心留めください。



内面が汚れている義歯は要注意


洗浄せずに内面が非常に汚れた義歯を装着していると、その粘膜面に一致して紅斑性カンジダ症を発症することがあります。



主訴は「入れ歯が痛い…」


まず必要なことは、徹底した義歯ケアです。そして同時に、抗真菌薬を義歯内面に塗布する方法で、2週間投与することで症状の改善とともに義歯不適合の主訴がなくなるケースが多いです。



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2019年12月12日

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