OralStudio オーラルスタジオ

エビデンス紹介:バーニッシュの安全性

 エビデンス紹介:バーニッシュの安全性

■ 小児科医学雑誌に掲載された論文より


米国歯科学会、米国小児歯科学会、米国小児科会は、成長と共にう蝕リスクが高まるためバーニッシュの塗布を推奨しています(中程度リスクがある6歳未満児には半年ごと、高リスクの場合は3か月ごと)。

ここでは小児科医学雑誌に報告された【幼児におけるバーニッシュ使用の安全性に関する文献】をご紹介します※9。



■ 研究概要


12~15ヵ月の幼児6名に対するNaF含有バーニッシュ塗布前後の尿中のフッ化物濃度の変化を測定し、血漿中のフッ化物濃度を算出しています。

その結果、バーニッシュ塗布後に推定血漿中フッ化物濃度は上昇するものの、急速に排泄され、3~4時間以内でコントロールレベルに戻りました
さらに、バーニッシュにより摂取されたフッ化物濃度は、1日のフッ化物摂取安全域内に十分収まることが確認されました。

上記の結果より、5%NaF含有バーニッシュは安全にう蝕予防に活用できますが、消化管へのフッ化物取込みを少しでも減らすため、必要最小量のバーニッシュを塗布することが大切です。

ポイント

クリンプロ™ ホワイトバーニッシュ Fは、薄く塗布できるため、この点でも使い勝手が良い製品であるといえるでしょう。



▶▶▶ 次へ


【う蝕再考】コンテンツがまとまったPDF版レポート
▶▶▶【OralStudio Report 32th】はこちら




▶▶▶【う蝕を再考するコンテンツリスト】はこちらから




▶▶▶【OralStudio】で医院用フッ化物製品をみる

医院用フッ化物製品

■ 参考文献


※9. Milgrom P, Taves DM, et al. Pharmacokinetics of fluoride in toddlers after application of 5% sodium fluoride dental varnish. Pediatrics. 2014 Sep;134(3):e870-4. doi: 10.1542/peds.2013-3501. Epub 2014 Aug 18.

2020年07月30日

当サイトは歯科医療従事者の方を対象とした情報提供サイトです。一般の方への情報提供を目的としたものではありませんので、あらかじめご了承ください。

あなたは歯科医療従事者ですか?