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洞性徐脈

ドウセイジョミャク

分野名

基礎

解説

【概要】
・不整脈のひとつ
・刺激生成の異常による不整脈

【詳細】
心拍数59/分以下で正常波形のものであり、洞結節には自律神経が分布しており、副交感神経が優位となると徐脈となる。
疼痛恐怖心、嚥下反射などで、興奮が刺激伝導系に入るまでの刺激(興奮)生成の異常
=刺激の生成による不整脈


≪参考:不整脈≫
・不整脈は刺激伝導系の機能障害により脈が乱れる現象
・心拍数の異常と、リズムの異常がある。
・脈が遅くなる徐脈性不整脈(毎分50以下)と、速くなる頻脈性不整脈(毎分100以上)がある。

発生機序
刺激生成の異常、興奮伝導の異常、および両者の合併からなる。
洞性頻脈、洞性除脈、洞性不整脈、心房性(上室性)期外収縮、心室性期外収縮→刺激生成の異常
洞房ブロック、房室ブロック、脚ブロック、心房細動、心房粗動、発作性上室性頻拍症、心室頻拍、心室細動→興奮伝導の異常
道不全症候群、ブルガダ症候群→両者の合併

原因
虚血性心疾患、心臓弁膜症、先天性心疾患、電解質異常、内分泌疾患、薬物、呼吸器疾患、加齢、ストレスなどである。症状は、動機、めまい、失神、胸痛、胸部不快感、呼吸困難など

診断
心電図が必須であるが、通常心電図では測定時間が短いため、発見されないことがある。
この場合には、24時間の心電図を連続記録する携帯のホルターHolter心電図が使われる。
不整脈には、放置してよいものと、治療が必要なものとがある。
原因が判明しているものでは、原因疾患の治療が有効である。

治療
薬物治療が主体であるが、カテーテルアブレーション、ペースメーカー、植込み型除細動器(ICD)、外科治療など


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