有糸分裂
ユウシブンレツ
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                        分野名
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                        解説
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                        【概要】 
 高等生物においてもっとも普通に見られる細胞分裂の様式
 体を構成している体細胞と、種の保存にあずかる生殖細胞における有糸分裂方法は異なる
 
 
 【体細胞の有糸分裂】
 細胞が分裂を始めてから、次の分裂を始めるまでの1サイクルを分裂周期といい、体細胞の分裂においては周期に従って分裂を行っている。
 
 
 【生殖細胞の有糸分裂】
 減数分裂を行う。
 男性では精子形成途上、女性では卵子形成途上で、一定の時期に相次いで2回有糸分裂がおこる。
 引き続いて起こる2回の分裂の結果、1個の二倍体の細胞より、4個の半数体の細胞を生じるのが特徴である。
 
 
 ≪参考:分裂周期≫
 体細胞の有糸分裂の際の細胞が分裂を始めてから次の分裂を始めるまでの1サイクルのこと。
 
 【内容】
 分裂期(mitotic stage)、分裂間期(interphase)、休止期(resting s stage)に分けられる。
 分裂期とは細胞分裂の起こっている間で、前期(prophase)(P)、中期(mataphase)(M)、後期(anaphase)(A)、終期(telophase)(T)に区分される。
 
 間期は分裂期と比べてはるかに長いのが普通で、核の中で次の分裂のための準備が行われている。
 間期も、DNA合成前期(G1)、DNA合成中期(S)、DNA合成後期(G2)の3期に分けられる。
 
 
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