喉頭機能
コウトウキノウ
- 
                        分野名
- 
                        解説
- 
                        【気道防御機能】 
 喉頭挙上、舌根部は降下し、喉頭蓋が倒れ、喉頭入口部にふたをする
 
 【呼吸機能】
 吸気時-後筋が声門を開大
 呼気時-鎖筋が働き声門は中間位をとる
 
 【発声機構】
 ・声帯が副正中位に内転し、呼気によって声帯粘膜層が上内方に吹き上げられ声唇を形成する
 ・声門下圧が上がり声門が開くと声門下圧が下がり声門は閉まる
 ・再び声門下圧が上がり声門が開く
 ・リズミカルな変動で発声される
 
 【発話時の喉頭調節】
 呼吸時-声門は開く
 発声時-声門は閉じる
 声帯位
 <正中位>
 発声時
 適当な厚みと緊張を保ち、呼気によって振動する
 <中間位>
 安静呼吸時
 <開大位>
 深呼吸気時
 <副正中位>
 正中位と中間位の間
 <閉鎖期>
 声帯振動の1周期の間に声門が完全に閉じている時期
 <開放期>
 声帯振動の1周期の間に声門が開いている時期
 <呼気流>
 声門の周期的な開閉によって断続流となって声門を通過する
 →声の音源
 
 【声の高さの制御】
 内喉頭筋で調節される
 ・声帯緊張が高まる-声が高くなる
 ・声帯緊張が弱まる-声が低くなる
 
 【声の強さの制御】
 内喉頭筋による声門閉鎖力と呼気圧の両者により調節される
 
 【嚥下時の喉頭調節】
 仮声帯・声帯は強く内転し、喉頭腔全体が強く閉鎖される
 
 
 ★★★ ぜひご活用ください! ★★★
 OralStudio歯科辞書はリンクフリー。
 ぜひ当辞書のリンクをご活用ください。
 「出典:OralStudio歯科辞書」とご記載頂けますと幸いです。



