OralStudio オーラルスタジオ

臨床活用:日野浦 光先生

臨床活用:日野浦 光先生

【クリンプロ™ ホワイトバーニッシュ Fの 臨床の実際と期待】

日野浦 光



■ う蝕予防の基本


う蝕から歯を守るために、

① う蝕発生の予防
② 進行の抑制
③ う窩ができてもその切削量を最小に
④ 継続したメインテナンス
の4項 目の考え方は基本となっている。

すなわち、う蝕発症リスクやう窩の切削量をダウンサイジングすることがご自身の歯を長く活用するために求められている。



■ 様々なう蝕に対応できるプロケア製品


う蝕活動性の比較的高い病変部に対して、歯を守るための非切削治療を目的として様々な考え方が提案されてきた。

3M社よりクリンプロ™ ホワイトバーニッシュ Fが発売されたが、歯の一生の様々なステージのなかでう蝕病変と歯面の活動性にあわせて広く活用できる製品であろう。

本製品は22,600ppmという世界最大級の高濃度のフッ素イオンを含有し、これが唾液などの水分によって活性化されて歯質表面や象牙細管内に耐酸性のバリアを形成させる。その効果のために、プロケアとしての位置付けとして以下のシーンでの使用が 期待できる:

①知覚過敏②露出根面③初期脱灰④萌出途中の乳歯や永久歯⑤広範囲な酸蝕症⑥補綴物のマージン



症例

■ ホームケアとの併用で更なる効果を


3M社からは、クリンプロ™ 歯みがきペーストも上市されている。
これはフッ化物(950ppm・1,450ppm)およびリンやカルシウムなどのミネラル、さらに殺菌成分(CPC、IPMP)が配合され、ホームケアで併用することにより、さらなる歯質強化や再石灰化の促進と微生物への働きかけも期待されている。

製品



■ 共に同じ目線で予防を推進していきたい


これからますますオーダーメイドな歯質保存的ダウンサイジング治療が求められている。その中で、この製品を使用して医療を提供する側とそれを受ける側が同じ目的を共有して歯を守っていきたい。



▶▶▶ 次へ


【う蝕再考】コンテンツがまとまったPDF版レポート
▶▶▶【OralStudio Report 32th】はこちら




▶▶▶【う蝕を再考するコンテンツリスト】はこちらから




▶▶▶【OralStudio】で医院用フッ化物製品をみる

医院用フッ化物製品

2020年07月29日

当サイトは歯科医療従事者の方を対象とした情報提供サイトです。一般の方への情報提供を目的としたものではありませんので、あらかじめご了承ください。

あなたは歯科医療従事者ですか?