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歯科医院の業務を細分化する価値

歯科医院の業務を細分化する価値

「マスクやグローブ、エタノールが足りない…この局面をどうやって乗り越えたらいいんだろう…」そんな声もちらほらと聞こえるようになってきてしまいました。今回は、このような非常時だからこそ気づけたことについてお伝えしたいと思います。



■ この状況だから気づけたこと…


良い気付きがありました。当たり前の日常では気がつくことができなかった、いや、気が付いてはいたのかもしれません。ですが、見ぬふりをしていたのです。


とても責任感が強く、気が利き、素晴らしいスタッフさんがいます。みんなが彼女に頼っていました。彼女もその期待に答えようと一生懸命でした。ですが、あまりに頼り過ぎていたことに気がついたのです。


歯科業界は未経験で入られたので、基本的知識がない状態でした。とても勤勉な彼女は、たくさんの質問をDrに投げかけ、彼女がいてくだされば円滑にクリニックは稼動しました。


ですが、今回のように非日常となった際、薬品が手に入らないことに、クリニック全体が焦り、根拠のない新しい決まり事ができようとしていました。それに気がついた時に、一般の会社の部署分けの必要性を知った気がしました。



■ 組織の大小にかかわらず業務の細分化は意味がある!


一般的な歯科医院では担当分けをするほど多種類の業務はありません。

ですので、一生懸命取り組んでくださる方に一点集中で、つい甘えてしまいがちです。ですが、やはり業務を細分化し、担当を決め、その責任者は知識を有し、学術を元に取捨選択をしていかなければ、安心安全な医療をどんな時でも提供することはできません。さらに、そのように歯科医院の中で担当業務に責任を持つことは社会人として当たり前のことでもあります。


たとえ3人のスタッフさんでも業務を細分化し担当制にすることで、その部門の専門として知識の研鑽の必要性がありますし、何より引き継ぎの際に混乱が生じずらくなると考えます。今回のような物品の欠如に際しても、学術を基に検討することができれば混乱を生じることもなく、患者さんにいつもと同じ空気感の上で、安心安全な医療の提供が可能になると考えます。


 昨日発令された緊急事態宣言が効を奏し、早期に収束してくれれば、、、と祈るばかりです。


2020年04月08日

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