概要
■加圧脱気方式の採用により、蒸気の浸透性が向上しました。
加熱工程中にチャンバー内の圧力を大気圧近くまで下げる工程を繰り返し、滅菌性能の効率を測っています。
135℃の滅菌時間は現行機の7分から3分、乾燥時間は30分から12分に短縮されます。
■滅菌および乾燥効率を向上しました。
ハンドピースモード搭載。高い温度で加圧脱気を開始することで、高圧となるため排圧の勢いを強くし、その勢いで中腔部分の空気も同時に排出され、空気が除去された中腔内部に蒸気を浸透しやすくします。
■低温乾燥モード(135℃、121℃)、連続運転モードはそのまま搭載しました。
乾燥温度を明確化にしました。これまでの「低温/標準/高温」乾燥モードが、より厳密な「121℃/135℃/200℃」という温度制御方法に進化しました。(※HPモードは200℃の設定は利用できません。)
また、連続運転が可能(条件あり)ですので、効率よく滅菌でき診療環境を円滑に整えます。
■サイズの小型化と静音化になりました。
奥行と横幅をよりスリムに、動作音も静かに内部構造とチャンバーサイズを見直し、小型化しました。
また、機器動作中に最も大きな音となる排蒸音を穏やかにすることで診療の妨げを防ぎます。
■広い視野角の液晶により視認性が向上しました。
広い視野角の液晶の採用で、各工程、残り時間、お知らせを表示します。
キー操作に必要なアナウンスも表示することで、操作性が上がりました。
医療機器承認番号
307AGBZX00037000

